コラム

2021年度 会長方針

半田法人会は、税を経営に活かすよき経営者の団体として、昨年、創立70周年を迎えることができました。これも会員の皆様の法人会に対するあたたかいご理解とご支援ご協力の賜物と、厚くお礼を申し上げます。

昨年度は、コロナウイルスの感染が拡大し、政府の「緊急事態宣言」の発令で、法人会の活動ができない状況が続きましたが、3密を回避し、マスクを着用し、安全を確保しながら、ZOOM などを併用して徐々に活動を再開しました。このような中、税に関する情報を会員の皆様にリアルタイムに提供できるようにホームページも刷新しました。

今年度も半田税務署や税理士会のご指導、ご協力を賜りながら税務研修会なども併せて開催して参ります。また、ZOOM などを併用して本部の委員会、部会、並びに支部の活動を強化し、公益法人として、会員と社会に貢献する魅力ある事業を企画し、運営してまいりたいと思います。

コロナ禍は世界的に人の移動が制限された結果、私どもの生活を「新しい社会」へと飛躍させる機会となりました。IoTやロボットなどのイノベーションが、劇的な進化を遂げ日本のデジタル化の波は一段と加速します。また、サプライチェーンが変革して、半導体などの最先端技術の開発や生産が国内に回帰する「脱グローバル化」が進展すると言われ、新たなビジネスチャンスも出てきております。激変する社会のニーズに対応できる柔軟な想像力と先を見通す目は新しい社会に最も必要なものだと考えます。

半田法人会では、今後、会員の減少という現実を正面から捉え、会員増強を強化するとともに、後継者育成事業を積極的に取り組んで参ります。具体的には、若手経営者を育成するための「経営塾」を新たに設置したいと思います。

また10年先、20年先の半田法人会のあるべき姿を描き提言する実行組織として、「ビジョン委員会」も設置したいと思います。

以上が2021年度の活動方針ですが、DXが生み出す新しい価値観の社会に適応しながら積極的に活動をしてまいりますので、会員の皆様をはじめ、関係団体の皆様のご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

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