コラム

2022年本部総会 会長挨拶

~ 地域と共生した法人会活動を目指して ~

 

本日は、公益社団法人半田法人会第4回通常総会・特別講演会の開催にあたり、半田税務署長の齊藤泰様、半田税務署筆頭副署長の石丸真吾様、愛知県知多県税事務所所長の川義満様、半田商工会議所会頭 榊原康弘様をはじめ多くのご来賓の皆様、会員の皆様にご臨席を頂き、3年ぶりに定期総会を開催できることをたいへんうれしく思っております。

感染予防から不自由をお掛けしますが、ご理解を賜りますようよろしくお願い致します。

 

さて、昨年度はコロナウイルスの感染拡大により、社会経済活動が大きく影響を受けました。政府は経済再生に向けて、緊急の補助金を出すなどして、経済の落ち込みをおさえてきました。

その結果、一時的な事業の停止や縮小を余儀なくされた多くの事業者は、補助金や雇用助成金などの手段を活用し、事業を継続させることができました。

このような中、国の税の申告制度が、デジタル化へ大きく加速し始めました。

特にインボイス制度などが企業にとって、あらたな仕組みづくりや設備投資などの必要性もあり、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化への手段だけではなく、経営戦略上、需要な時期であると認識しています。

 

半田法人会は、「よき経営者を目指す団体」として、良識ある経営者が集まり、公的意識を育むことにより、地域との共生を担ってきました。

税に関する専門団体として、改正税法や会計事務職員への研修や、経営者へのコンプライアンスセミナーなどを開催し、租税教育や各種チャリティ事業へも参画して、地域社会へ大きく貢献しています。

 

昨年度、半田法人会の租税教育などへの長年の取り組みに対して、国税庁長官より表彰を受けました。

コロナ禍で十分な社会貢献活動ができなかった租税教育活動にも、今後は、デジタル化をキーに積極的に取り組みたいと思います。

課題として、高校生フォーラムや絵はがきコンクールなどの租税教育は、教示する側にもより多くの学習が求められています。自らも積極的に学習して、事業に取り組みたいと思います。受賞に際して、携われました多くの会員の皆様のご尽力に、厚くお礼を申し上げます。

 

今年度は、法人会活動の原点である支部活動をより一層活性化して、地域との共生を深め、地域に役に立つ法人会として新たなビジョンを作成し、行動してまいります。

特に会員増強のためにもホームページをさらに充実し、デジタル広報活動も強化します。

後継者育成のための経営塾や創業支援の税制セミナーなども開催し、多くの会員の皆様にご参加頂ける経営に役に立つ事業を行いたいと思います。

半田税務署様をはじめ、税の関係団体などと連携を強化して、インボイス制度や税制改革などの研修会を開催しながら、会員の皆さんへの情報提供を行い、企業の経営に役に立つ法人会を目指して参ります。

 

今年も引き続きご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申しげます。

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