コラム

2022年度 会長方針

2022年の新年度を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。昨年度は、コロナウイルスの感染拡大により、社会経済活動が大きく影響を受けました。政府は経済再生に向けて企業や国民に手厚い支援を始め、その結果、一時的な事業の停止や縮小を余儀なくされた企業の多くは、補助金や雇用助成金などの手段を活用し、事業を継続させることができました。

このような中、半田法人会では長年にわたる小中学校への租税教育や、高校生フォーラム、ぬりえコンテスト、税に関する絵はがきコンクールなどの社会貢献事業に対し、国税庁長官より感謝状を授与されました。大変光栄なことであり、事業に関わって頂いた多くの会員の皆様のご尽力に厚くお礼を申し上げます。

現在、コロナ禍の不安に加え、世界的な資源不足や急激な物価高騰により、日本も先行きの見えない厳しい経済状況におかれています。国の税の申告制度も大きくデジタル化へ加速し始めています。デジタル化への遅れが企業の格差に繋がる可能性もあり、半田法人会では、インボイス制度や改正税制などについて研修会などを開催し、会員の皆様への情報提供を迅速に行います。また経理担当者への研修、経営者へのコンプライアンスセミナーなども開催し、租税教育や各種チャリティ事業へ参画して、地域社会へ貢献していきます。

特に人材育成を活動の柱にして、後継者育成のための経営塾や創業支援の税制セミナーなども開催し、多くの会員の皆様にご参加頂ける「経営に役に立つ」事業を実践したいと思います。10年後の法人会のあるべき姿を求めて、地域の繁栄を考え、つながり・絆を深め、「地域に役に立つ」法人会として新たなビジョンを作成して参ります。

法人会は支部内での活動が原点です。会員同士の交流を益々活発にし、会員増強のためのホームページの充実とデジタル広報活動も強化します。

今年も引き続き、会員の皆様のご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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