コラム

デジタル時代の新しい経営を目指して

2023年の新年を迎え、謹んで新春をお祝い申し上げます。

昨年は、会員の皆様をはじめ多くの関係者の皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。コロナウイルスの感染は、いまだ収束していませんが、昨年より全国の旅行支援や外国人の入国制限の緩和等もあり、人々の動きは活発となっています。日本経済も半導体などの最先端産業の日本国内回帰が始まり、安定したモノづくりや販売のためにサプライチェーンの変更も急速に進んでいます。

半田法人会では、規制緩和により、支部、本部の活動をコロナ以前に戻しました。特に租税教育やチャリティイベント、会員拡大・親睦・広報活動に対しても徐々に活動を再開し、税を知る週間のイベントも盛大に開催できました。今年も引き続き感染防止対策を着実に実行し、コロナ禍以前と同様に法人会の行事を活発に行っていきたいと願っています。

さて2023年は、10月1日から納税申告にあたってインボイス制度(適格請求書等保存方式)が導入され、3月までに申告方法について企業は取捨選択を迫られています。インボイスを発行できるのは、「適格請求書発行事業者」に限られ、この「適格請求書発行事業者」になるためには、登録申請書を提出し、登録を受ける必要があります。(国税庁HPより)この制度は免税事業者、課税事業者を問わず、すべての事業者に影響があります。半田法人会は、税に関する専門団体として、多くの会員の皆様にご参加頂ける税制セミナーなどを開催して参ります。

いよいよ日本のデジタル化元年の到来です。マイナンバーカードとの連携が保険証、運転免許証でも進み、総デジタル化が国の旗振りで進み、私どもの生活スタイルが一段とデジタル化の波で変化します。中小零細企業はもちろん、個人もデジタル化が進み、情報の安全管理が重要になってきております。

今後も部会、委員会、支部活動を強化する中で、デジタルの活用により、会員一人一人のニーズに合ったサービスを提供し地域に役に立つ法人会を目指して参ります。

今年も引き続きご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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