人材育成へチャレンジ経営を目指して
公益社団法人 半田法人会 会長 牧野克則
会員の皆様には、日頃から半田法人会の活動に多大なるご支援ご協力を賜りまして厚くお礼を申し上げます。
昨年度は、事業委員会とビジョン委員会、青年部、女性部を中心に半田法人会が目指すべき法人会の在り方、運営方法、人材育成など、将来に向けたビジョンづくりに取り組んできました。その成果を愛知県法人会連合会、ならびに東海法人会連合会の場で発表をさせて頂き、大変な好評を頂きました。2年間にわたり、ご協力を賜りました多くの皆様に心より感謝を申し上げます。
さて、2025年度を迎え、異業種交流の場として、ビジョン委員会の提言を受け、多くの事業に取り組みます。現在、我々を取り巻く環境は、人口減少による人手不足の解消と景気浮揚への大胆な変革が要求されています。後継者不足による事業の継承は、企業にとって最重要課題です。半田法人会としては、今後も会員に役に立つ人材育成事業を積極的に取り組みます。その中で、災害への対応も含めて事業継続計画(BCP)や、 企業の存在価値の研究にも取り組みたいと思います。
税務研修会、企業経営に役に立つセミナーの開催などと共に、会員の親睦を図る事業にも積極的に取り組むと同時に、支部活動の充実を図ります。
青年部の講演会や高校生フォーラム、女性部の絵はがきコンクールやチャリティイベントなども継続的に開催を致します。
税制面ではインボイス制度が始まり、事業運営にデジタル化が不可欠になりました。半田法人会でも、事務のデジタル化に取り組み、会合の案内から議事録作成までデデジタル化を推進します。何卒ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。
最後に、内輪で守り合う風潮は、改革を阻止するだけでなく、生きづらさを生む社会になってきたと感じています。今こそ、若者が本来の知恵を発揮できる環境を整え、出る杭を称賛し、挑戦を好む、多くの若い世代の人材を育てることが必要です。未来は若者の大きな可能性に満ち溢れています。この生きづらい社会をイノベーションで、若者が楽しく働ける環境づくりに取り組むのが、我々の義務だと思います。
会員のご理解とご支援を賜り、新たな半田法人会をスタートさせたいと心から願っています。引き続き皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。
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